ご挨拶



 
13年の長きに亘り、学校法人横須賀学院の理事長として横須賀学院の歴史と伝統を守り、学院の発展と生徒たちの教育、人間形成のために情熱を注いで来られた保々和宏理事長が退任されました。その後を引き継ぎ、今年度より理事長職を拝命いたしました。昨年度、二瓶淨幸前院長より院長職を任され、今年度は理事長職という重責を担うこととなり、身の引き締まる思いと同時に責任の重さを痛感しております。微力ではありますが、今後の学院の更なる発展のために全力を尽くす所存です。

 終戦直後の1950年(昭和25年)に創設された横須賀学院は、今年創立75周年を迎えることができました。創立にあたっては、多くの先人たちの計り知れない情熱とご努力、そしてその後も多くの方々のご協力と励まし、祈りに支えられて今日まで歩んでまいりました。そのことに感謝と喜びを持って、基本精神である「敬神・愛人」、生活目標の「誠実・努力・奉仕」のもと、キリスト教に基づく人格教育に邁進していきたいと決意を新たにしております。

 今、社会は目まぐるしく移り変わっています。その変化を敏感に捉え、的確、迅速に対応する判断と勇気が必要です。急速に進むグローバル化、AIの進化、少子高齢化社会等、変革する社会に対応するために、日本の学校教育の改革が進められています。尊ぶべきたった一度の人生です。誰にでも与えられたタラント(賜物・資質・天分)を遺憾なく発揮し、与えられたミッション(使命・天命)を自覚しつつ、自分を愛するように、隣人を愛することのできる心豊かな人の育成、愛に満ち溢れた学校づくりを今後も教職員一丸となって目指してまいります。今後も温かい目で見守っていただけましたら幸いです。

 どうぞよろしくお願いいたします。

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