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◆ご挨拶
 海をイメージした三笠公園までのプロムナードを、児童・生徒は毎朝元気よく登校してきます。横須賀学院は小学校から高等学校までの一貫校です。小学1年から高校3年まで年の差は12年ありますから、もちろん発達の度合は様々です。その児童・生徒たちが、ひとつのキャンパスで共に学校生活を過ごす豊かさが横須賀学院の特徴です。
 そして、神さまから一人ひとりに与えられている賜物(タラントン)はそれぞれ異なります。私たちは、児童・生徒たちの個性が神さまから託された宝物であるという理解をベースに、一人ひとりの個性を尊重し、それぞれの資質や可能性を最大限に引き出すことを願いつつ教育活動をおこなっています。
 横須賀学院の基本精神は「敬神・愛人」(神を敬い、隣人を愛する)です。まず、神さまを仰ぐ謙虚な心を養うために、児童・生徒と共に教員も毎日礼拝を守ります。神さまの前では、年令や男女、教えを受ける者や教える者など、さまざまな背景や事情が違ってもひとりの人間としては同じです。一緒に声をあわせて賛美歌を歌い、聖書の言葉に耳をかたむけて祈りながら、みずからの生き方を見つめなおすことを、学院創設以来大切にしてきました。
 神さまを仰ぎ敬うことは、隣人愛と結びつきます。自分自身が、かけがえのない個性や可能性を神さまから授かっているのと同じように、隣人(周囲の人たち)も、自分と異なる賜物を託されている尊い存在だからです。
 キリスト教は愛の宗教といわれます。聖書は愛について多く語っていますが、とりわけコリントの信徒への手紙一13章は、「愛の章」と名づけられるほど有名です。その締めくくりには「信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である」とあります。キリスト教が伝統的に大切にしてきた「信仰・希望・愛」という3つの価値(三元徳)は、この箇所に由来します。横須賀学院は、これに対応する生き方として、「誠実・努力・奉仕」を生活目標と定めました。すなわち、何事にも誠実に向き合い、常に努力を惜しまず、自分中心に生きるのではなく、与えられた賜物を生かして隣人に奉仕する人。このような人物を育てることを、私たちは理想とします。
 以上の基本精神と生活目標を、より具体的にするために2014年「ミッションステートメント」が制定されました。

 横須賀学院は
 キリスト教の信仰に基づく教育によって
 神の前に誠実に生き 
 真理を追い求め 
 愛と奉仕の精神をもって
 社会に 世界に対して 
 自らの使命を果たす 
 人間の育成を目指します

 いうまでもなく世界は急速に変化しています。技術革新やグローバル化の波は今後一層加速することでしょう。次代を担うためには、若い時にこそ真実を見わける確かな知性や国際感覚を身につけることが不可欠です。
 私たち横須賀学院は、どのような時代を迎えても、児童・生徒一人ひとりに与えられている可能性を最大限に引き出しながら、それぞれに与えられている能力をみずからに還元するのではなく、愛と奉仕の精神をもって社会や世界のために役立てる人材を育むことを目指しています。

   
 
   
 
 
この3月で、18年の長きに亘り中学・高等学校の校長として、横須賀学院の歴史と伝統を継承しつつ、常に新しい発想で学校の発展、生徒たちの教育、人間形成のために情熱を注いできた前校長の藤野利夫が勇退いたしました。その後を引き継ぎ、今年度より中学・高等学校の校長に就任いたしました。何事にも誠心誠意、前向きに取り組み、生徒と共に歩んでいきたいと思っています。
 1950年に創設された横須賀学院は、今年創立70年目を迎えます。創立にあたっては、多くの先人たちの計り知れないご尽力がありました。基本精神「敬神・愛人」と「誠実・努力・奉仕」という生活目標を掲げ、キリスト教に基づく学校教育を行い、人格・実力共に秀でた人材育成を目的としています。2014年1月には、創立以来の教育実践を踏まえ、一層の充実・深化を図るために、ミッションステートメントを制定しました。
 毎日、礼拝を守り、「如何に生きるべきか」を、問い掛け続けます。そして、日々の授業を何よりも重んじ、希望進路の実現を目指して真剣に取り組んでいきます。また、クラブ活動やボランティア活動、生徒会活動、そして国際交流等にも更に力を入れていきたいと考えています。
 言うまでもなく、この3年間は2度と繰り返すことのできない本当に貴重でかけがえのない時期です。人生の方向性を決定付ける重大な期間となります。そして友人、先生、多くの人たちとの出会いも待っています。人との出会いを大切に、人から学び、様々な事を考え、体験してくれることを願っています。そして、他者を思いやる気持ちを忘れずに、自律した人間として、将来社会に貢献できる人となってほしいと願っています。
 今、社会は目まぐるしく移り変わっています。その変化を敏感に捉え、的確、迅速に対応する判断と勇気が必要です。急速に進むグローバル化、AIの進化、少子高齢社会等、変革する社会に対応するために、日本の学校教育の改革が求められ、高大接続改革が叫ばれています。今、その大学改革を受けて具体的な対応が求められています。横須賀学院でも、いくつもの委員会やプロジェクトチームを編成し、細かな計画、具体的対策を手掛けています。
 生徒たちには、様々な条件が許されるのであれば、大学などでの高等教育を是非受けてもらいたいと思っています。そこで幅広い教養を身に付け、各自の得意分野を専門分野として伸ばし、社会に貢献する人となってほしいのです。常に「何故、学ぶのか?」ということを考え、実践するよう努めてもらいたいと願っています。
 失敗することを怖れて、チャレンジそのものを躊躇い、まして断念するようなことがあれば、それはとても残念なことです。消極的な考え方や態度を採らずに、主体的、積極的な考え方や生き方を選んでもらいたいと思っています。成功はあくまで結果であって、何よりそれまでの過程が大切です。失敗体験からも学習することが出来るのです。むしろ、失敗から学ぶことの方が多いのかもしれません。自分の可能性を信じ、お互いに支え合い、励まし合える教育共同体でありたいと思っています。