2016.11.29 今日の学院小

5年生算数 『体積』での子供たちの活動

今回みんなで取り組んだのは、少し複雑な図形の『体積』を求める問題。
これまで、立方体や直方体の体積の求め方は学習しています。

問題はこちら・・・↓

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今まで習ったことを利用すれば解けるのですが、この問題の面白いところは『考えられる方法がたくさんある』ということです。

一番うれしかったのは、この問題を提示するやいなや、「先生! もう〇通りは思いつきました!」と色んな子から声が上がった事です。

日頃から、1つの問題でもいろんな考え方を持てるように伝えてきたことが浸透してきました。

今回は、発表するスキルを磨いてほしいことと、大人数だとできる子に頼ってしまい、話し合いに参加できないという子が出ないよう、2人1組で考えてもらうことにしました。

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まずは、学(まな)ボードにアイディアをどんどん書いていきます。
「先生! 紙をもっと下さい!」 「3こ目も書いていいですか?」という声が上がり、想定外の印刷作業も嬉しさ満天でした。

さあ、いよいよ発表タイム! ここで大切にしていることは、『式を読む力』を鍛える事です。

まず、子供たちには”式だけ”発表してもらいます。そして、その式からどのようにして考えたのかを発表者以外の子供たちに考えさせます。見事正解だった場合(間違えももちろん大歓迎)、ボードを提示しながら発表してもらうという流れです。

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そして、それぞれのグループが頑張って発表してくれました。発表する力をつけるために、ここでもいくつかのルールを設けました。

《発表する側》

①必ず全員が発表(発言)する。 ②声の大きさやスピードに注意する。 ③発表の仕方を工夫する。

《聞く側》

①発表しているグループの良いところをできるだけ見つける。 ②同時に、「自分だったらもっとこうするな~」という視点でも見る。

ということです。

授業をしていていつも発見の連続なのですが、今回も私の想定を大きく超えた解答の数々に驚かされました。

img_1285(左)この図形を2つの図形に分解して足し合わせる方法。
(右)大きな直方体から、余分な部分を引く方法。

2つの図形に分解する方法は、縦に切って考える方法もありました。

img_1272(左)上の(右)と同じ方法ですが、説明する人によって図や説明の工夫が違うところが面白い!
(右)このグループは図形を3つに分けました。

img_1270(左)飛び出した部分を切り取って移動させ、直方体の変形して解く方法。
(中)上に同じ
(右)さらに細かく分解しています。

そして、みんなが「お~~~!」と感動したのは・・・↓

%e7%b4%a0%e6%9d%900001こちらの写真では見えにくいですが、同じ図形を二つ組み合わせると、1つの直方体になる事に気付き、その体積を(÷2)することで求める方法に、皆感動しました!

似たような考え方で、元々ある図形を半分に薄くスライスして、二つ組み合わせ、
(5÷2)×(7+2)×8=180 と直方体として求めている子もいました。

このように、多様な考え方と、それを発表する力をつけていきたいと考えています。

まだまだ世の中、「算数は嫌い!」という子が多いのが現状です。これからも少しでも「面白い!」と思ってもらえるように、授業を作っていきたいと思います。

そして、一人でも多く『算数好き』を増やすぞ~!