今年度より校長を務めます。宜しくお願いいたします。私はこの3月までは横須賀学院中高の教員として、目前に迫った大学入試改革をどうしても意識してしまう日々を過ごしていました。その改革は、既に進行しているグローバル化、IT化といった社会の変化に対応すべく考えられているものですから、保護者のみなさまはもちろん、児童もその必要性と意義を、自分自身の課題として、おぼろげながらも確かに感じ取っていることでしょう。
 小学校も当然その大きな潮流を無視することはできません。本校では既に1年生から毎日英語の授業を行っています。それも英語の学習に留まるものではなく、様々な語学学習の方法を学ぶことにまで掘り下げた真のグローバル教育がなされています。またICTに関しても、今後、全教室のWi-fi化やタブレットの導入も含めた展開を計画しています。
 「学校」という練習の場で、できるだけ多くのチャレンジをしてもらいたいと思います。分からないことを質問する。それもひとつのチャレンジでしょう。自分の意見を言葉にする。友だちの言葉を受け入れて自分を変えようとする。そんな日常的なことのひとつひとつから、国際交流の一環として他国に赴くといったことまで、安定した場所から一歩踏み出して、ひたむきに挑戦する場面を、空間的にも時間的にもあちこちにプロデュースしていきます。
 児童は、その経験を、ひとつひとつ丁寧に言葉にして振り返り、それを足掛かりとして次のステップに導かれていくはずです。その時、彼らを導くのは、本校がその設立の礎とするキリストの教えであり、先生たちはその営みを支える者となるでしょう。豊かなものとして高められた経験は、彼らの一生の宝となります。
 そしてその場が練習の場であるならば、更に広く開かれた、近隣地域、社会との交流の場が必要です。外部の方とのコラボレーション企画も積極的に展開していきたいと計画中です。
 創立70周年を目前にした本校ですが、伝統を大切にしながらも、更に進化・深化した教育を為すことができるように、学校そのものも新しいものに挑戦してまいります。学校説明会の機会に留まらず、ぜひご来校いただき、日々、更に更に良くなろうとする学校の様子をご覧ください。