活躍する同窓生
世界や全日本規模で頑張っている同窓生を紹介します。
紹介したい同窓生の情報がありましたら、事務局までご連絡をお待ちしています。
 
 

 廣川さんは東大医学部を卒業後大学で脳神経外科の研修医、その後、基礎医学、特に細胞生物学の研究者となり、助手として活躍し、その後米国にわたりさらに研究にいそしみ米国ワシントン大学医学部准教授を務め、37歳で東大医学部教授として招聘され、以降、研究生活を続けてきました。平成16年に学士院会員に選定され、現在は大学院医学研究科特任教授として活躍するとともに、フランスに本部を置くThe International Human Frontier Science Program Organization のPresident を務めています。今までに朝日賞、藤原賞、日本学士院賞等を含む国内外の多くの賞を授賞されています。

 1970年代に細胞分子生物学の分野における画期的な研究法である「急速凍結顕微鏡法」を開発し、生命科学研究の推進に主導的役割を果たされた廣川さんの一連の研究業績が、高く評価された結果です。
 細胞内には生存と機能に必要な物質を、必要な場所に送り届けるためのモーター蛋白とレール(微小管)からなる輸送システムがあります。廣川さんはモーター蛋白(KIFs)の遺伝子の殆どすべてを同定し、モーター蛋白が微小管の上を走る仕組み、それぞれのモーターが運ぶ物質の種類の選択、輸送の早さ、方向性の決定など細胞内物質輸送の基本的な分子機構を解明し、KIFs による細胞内物質輸送が細胞機能の根底を支えていることを示しました。さらに KIFs遺伝子改変マウスの作製と解析により、分子モーターが、脳の神経回路網の形成、記憶、学習などの高次機能、体の左右非対称性の決定、腫瘍の抑制など重要な生命現象を司っていることを明らかにしました。廣川さんはこの分野のパイオニアであり、国際的なリーダーです。

    廣川信隆さん(小学校8期卒)
  現東京大学大学院医学研究科特任教授
 
 
 
   

 
 

柔道部女子OBの二人の活躍をお知らせします

 

 平成21年度 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 において、黒江優希さん(平成20年卒・山梨学院大学)が48kg級第5位、渡邉美樹さん(平成21年卒・東海大学)が52kg級準優勝という輝かしい成績を収められました。おめでとうございます。
 なお渡邉美樹さんは、12月11〜13日に東京体育館で行われる「柔道グランドスラム TOKYO  2009」に日本代表として出場します。健闘をお祈りします。


 
   
 
◎前(すすめ)ゆうみさん(高校50期卒)
快挙! 世界バトントワリング世界選手権で金メダル〜
今年の8月、スペインで世界15か国が参加して開かれた「第24回世界バトントワリング世界選手権」大会で、前(すすめ)ゆうみさんがペアシニアの部で姉のゆうきさんとのペアでみごと金メダルを獲得した。この競技は、華麗なバトンワークとコンビネーションを競うもの。
ゆうみさんは、母の勧めで姉と同じ3歳の時、バトンクラブに入るやメキメキと上達したという。
姉とペアを組んで6年目、世界選手権を目指して4年。ライバルの米国の猛追を振り切り、念願の夢を手にした。
現在、早稲田大学に通うゆうみさんの次の夢は単独のソロ部門で世界一を目指すこと。
同窓生として、「おめでとう」と彼女の次の夢を応援したい思いと同時にすがすがしい感動をいただきました。
「二人で表彰台に立とう」と誓い合った夢が実現しました。 「国旗掲揚」
金メダルを手に(左:ゆうみさん 右:ゆうきさん)
息ぴったり!6年で頂点へ
ソンブレロをかぶって、ちょっとお茶目なお二人。

◎ 深澤義明さん(高校18期卒)現高校保健体育科教諭
第36回全日本社会人体操競技選手権大会
          年齢別50代 個人総合準優勝!
 2003年9月5日〜7日、東京体育館にて、横須賀体操協会の選手として出場。年齢別50代の部で、全国第2位。賞状と銀メダルを受賞した。
現在、横須賀学院高等学校保健体育科教諭。
(ご本人よりコメントをいただきました。)

 現在は、横須賀学院高等学校保健体育科教諭の他、横須賀体操協会理事・横須賀ジュニア体操クラブ指導員・横須賀体操協会全日本社会人チーム監督としても後輩を育成しています。
 横須賀学院体操部は、月・水・金、体育館で練習(4時〜6時)。土・日は、試合の1ヶ月前より活動しています。
 また、小学校スポーツタイムでは、かわいい小学校4・5・6年生にテニスを教えています。
高校から体操を始め、現在まで活動している事は、良い環境の中で仕事ができる喜びと、いつまでも体操を愛し、生徒と共に練習・指導に専念しているからだと信じております。健康を大切にし、60歳まで頑張りたいと思います。今後とも、よろしくお願いいたします。

深澤 義明