よくあるご質問 FAQ

よくあるご質問(FAQ)

横須賀学院中学高等学校でよくご質問を受ける内容をまとめました。


■学校生活について

横須賀学院で主に中学生が生活する3号館とチャペル棟は、最新の耐震基準で作られています。もし震災に見舞われた場合は、地震発生中は安全確保を呼びかけ、その後管理職などの判断で退避行動に移ります。校舎の倒壊・火災などが心配される場合は、グランドに避難します。津波が心配される場合は、3号館の3階か屋上に避難します。現在の神奈川県の基準では、神奈川県西部地震、南関東地震による大きな津波被害が想定されていますが、これによれば三浦半島の東京湾側は横須賀市の久里浜から南方のみが浸水予測図の作成範囲となっており、それより東京湾の内海は津波の被害が想定されていません。本校では独自に危機管理対応マニュアル「災害編」を作成しておりますが、横須賀学院において予想される津波を1923年の関東大震災を想定し、平均海水面時は1.20メートル、満潮時1.59メートルとしています。よって、校舎の3階に避難すれば十分安全です。
尚、横須賀市は市内4カ所を「津波避難ビル」として指定しています。学校近くの「市役所北口駐車場」「さいか屋パーキング」その他です。登下校中の場合は、正確な情報に基づき、速やかに、これらのビルの高層階部への避難をするよう指導します。
さて、大震災時は帰宅が困難になる生徒が多く出ます。横須賀学院では3日分の非常食と水、毛布などを備蓄していますし、学校に宿泊することが可能です。現に東日本大震災時は、保護者の引き取りがあるまで、約100名弱の生徒が学校で夜を過ごし、食堂が炊き出しを行いました。
登下校時に災害に遭い、学校に戻ってきた場合にも同じように対応いたします。また、生徒には災害伝言ダイアルを利用するように指導していますので、安否確認の取れない生徒は出来る限りの手段を用いて連絡をとるようにいたします。学校が独自に用意している連絡手段としては、モバイルメールによる一斉連絡システム、HPでの伝達などがあります。モバイルメールは掲示板のようにWEB上でも見ることができる仕組みを併せ持っているので、災害時にアクセスが集中した場合でも閲覧が可能です。またバックアップサーバを非常用に国外にも持っていますので御安心ください。

横須賀学院では、学院の職員が敷地内の下記5か所の放射線量を測定して、構内掲示板にその結果を公表しています。現在、対策検討基準値を超える数値は計測されていません。

測定位置/正門、体育館前、Aグランド、Bグランド、Cグランド
地表高1cmと地表高1m
測定機器/環境放射線モニタ「HORIBATA-1000」シンチレーション式
測定単位/マイクロシーベルト毎時

登校時間は8時20分です。8時30分から礼拝を守ったあと、午前3時間、午後3時間(15時15分まで)の授業があります。3年生は、週2回午後4時間(16時15分まで)の授業があります。その後、終礼・HRのあと何もなければ、15時30分頃には下校できます。その後の部活動の終了時間は、大まかに言って、夏期 17時30分、冬期 17時です。ただし試合が近い場合、行事の準備などがある場合、30分程度の延長が認められています。

人通りの多い場所を通学路として定めていますので、全く心配はいりません。

いいえ、できません。

毎日行われます。牧師である宗教主任が司式をつとめ、教員全員が持ち回りで、聖書の御言葉をもとに奨励(お話)をします。また、キリスト教青年会の生徒や各クラスの宗教委員が、司会とお話をつとめることもあります。曜日によって、チャペル礼拝、放送礼拝、HR礼拝となります。

生徒指導部を中心に、組織的に動いています。スカートの丈が短くなったり、髪型がだらしなくならないように、制服・頭髪については定期的に検査を実施しています。また各学年を中心に、教室の見回りなどを行っています。中学生という発達段階を踏まえ、ルールを守るように、厳然とした指導を行っています。

品性ある身だしなみを要求していますので、一定の基準を設けて指導しています。頭髪については「中学生らしい髪型」という表現をしていますが、「ファッション・流行」を学校に持ち込まない、という意味です。もちろん服装も同様です。
日常的な指導だけでなく、保護者の協力を得ながら、必要に応じて全体での指導を行っています。

不登校やいじめのない学校などありません。問題は、それが起きた時にどのような対応をするかです。中学校の規模がそれほど大きくはないので、複数学年にまたがって授業を担当する教員もたくさんいます。学年スタッフに限らず、たくさんの教員の眼によって守られている環境があります。現在、中学生は1つの校舎にまとまって生活していますので、教員は、休み時間・授業時間ともこまめに教室等をまわり、サインを見逃さない心づもりで行動しています。

現在、携帯電話の持ち込みについては許可制となっています。毎朝、HRで担任が回収し、終礼で返却することになっています。家庭との連絡が主な目的であり、校内で使用する必要のないものとの認識で指導をしています。

十分な大きさのロッカーが一人一人に割り当てられています。そのほかに体育館履きを入れられる場所があり、昇降口にある靴箱にも、2足入れることができます。

高校からの入学生とはカリキュラムが違いますので、高校でクラスが混ざることはありません。授業も同様ですが、選択授業等の一部で、合同になることがあります。行事については、高校2年の体験学習以外は、すべて高入生と同じです。高校には、中学から進学する一貫クラス、高校から入学する選抜クラスと一般クラスの3種類のクラスがあります。生徒会やキリスト教行事など、一貫生の代表者が高校生全体をリードしています。もちろんトラブルはありません。

年度によって異なりますが、平均して、在校生の約8割の生徒が中学校に入学します。現在、入学式前の新入生オリエンテーションによって、お互いを知る機会が与えられているので、入学式は、全員と知り合いになって迎えることになりますので、心配はいりません。

現在、土曜日に正規の授業はありません。学校行事、特別講座(中2・中3)、検定試験、クラブ活動、海外語学研修一環プログラムなどに利用しています。なお、高校1年生は6日制です。

中学1年生については、入学当初、クラス作りの意味もあり、教室でお弁当を食べる時期がありますが、それが終われば、食堂は自由に使えます。横須賀学院では、バランスの良い食事が、学習にも良い影響を与えると考え、3年間に10回の食育講座を行っています。また過剰な糖分摂取が心身に与える悪影響に配慮して、中学生専用の自動販売機を設置し、水とお茶とスポーツドリンクを販売しています。1食420円のスクールランチ(日替わり弁当)を、ネットで注文することもできます。

日中、正門・車両門ともに警備員を配置します。また学校関係者以外が校内に入る場合には、必ず警備員がチェックをすることになっています。業者のセキュリティシステムも導入しています。また監視用のカメラも複数設置しており、不審者等の侵入に備えています。

部活動は人間関係を作る上でも、とても大切なものと考えていますので、できるだけ加入するよう指導しています。しかし習い事や地元のスポーツチームに入っていたり、放課後学習中心の生活を送りたい、あるいは通学距離の関係で難しいという場合には、保護者の承諾の元、部活動へ加入しなくてもよいことを認めています。

体格差もあり試合も分かれていますので、一緒に活動できる部活動は限られています。現在、高校生と一緒に活動しているのは、陸上競技部・バスケットボール部などです。

■学習・進路について

2022年度のカリキュラムは以下の通りです。

科 目 中学1年 中学2年 中学3年
国 語 5 4 5
社 会 3 3 4
数 学 5 4 5
理 科 3 4 4
音 楽 1 1 1
美 術 1 1 1
保健体育 3 3 3
技術家庭 2 2 1
外国語 5 6 6
聖 書 1 1 1
H R 1 1 1
合 計 30 30 32

◆英語・数学の2教科では一部習熟度別授業を行い、生徒の到達度に合わせてより効果的な授業形態を実施しています。さらに高校では古典も習熟度別授業を行っています。
◆外国語(英語)のうち、1時間は英会話の時間です。(英会話の授業のうち、25分はオンライン英会話を実施)
◆高1・2は土曜日に平常授業を行っています。
◆中2~高1は模試対策の特別講座を実施しています。(中2・中3は土曜日、高1は平日の放課後に実施)
◆高3は土曜日に受験対策特別講座。(希望制)を実施しています。

はい、発行しています。

数学は、中1・中3の授業で、週1時間を2グレードに分けての演習の時間としています。英語は、中1の途中または中2から習熟度別授業を行っています。いずれも、定期試験や小テストなどの結果をふまえ、必要に応じてクラス替えをしています。

主要3教科に関しては、教科書の内容も高度になり、宿題も定期的に出されますので、しっかりと取り組むことで十分です。また3種類の放課後学習と特別講座を用意しており、それをサポートする学習室を、夜の7時まで開室。専属の職員2名も配備されています。逆に学校の授業内容をおろそかにして、塾に通っても効果は望めません。

夏期講座は、約10日間の日程で行われます。英語・数学・国語の3教科で行われますが、遅れがちな生徒に対する指名制の講座と、応用・発展学習に取り組む希望制講座の2種類があります。

現在、常勤で1名います。

中1全員対象のSpring English Daysをスタートに、希望者対象のSummer English Days・Winter English Camp,葉山International Schoolでのボランティアなど、国内研修も充実してきています。国外では、中3夏の15泊のSidney Homestayや済州島でのGlobal English Campに加え、中3と高1の3学期に行う3か月のNZterm留学制度も拡充しています。
高校2年では、一貫生全員がポーランド・ドイツに行き、ホームステイも含め、現地の方々との様々な交流の機会を持ち、歴史や文化を学び、平和について考える機会を持ちます。

英検・漢検共に、学年目標級を取得し、更にその上の級に挑戦していくよう奨励しています。どちらも、 年3回の学内受検日のうち、1回は原則全員受検としています。英検については、高校3年までに2級取得を目指します。数研や語彙読解力検定も、希望者対象に学内受検の機会を設けています。また、TOEIC Bridge受検も奨励しています。

はい。高校に進学するための特別な試験は今のところありません。中学校段階での成績と出席日数、生活状況などを進学の判断の基準としています。しかし、中学生としての基本的な学習習慣・生活習慣が身についていれば、問題なく進学できます。